Codex Claudia
Claude Code 写本
— 日本語による Claude Code の手引き書 —
Claude Code を体系的に学ぶための写本である。基礎から応用、最前線まで、 順を追って進められるよう五つの巻に分けてある。 どの巻からでも入れるが、初学であれば序の巻から読むことを勧めたい。
序
Claude Code とは何か、どう始めるか。最初の一歩を踏み出すための章。
- 1 このサイトについて Claude Code 写本の読み方と、このサイトが何を目指しているか。
- 2 Claude Code とは何か Anthropic が提供する AI コーディングアシスタント、Claude Code の基本的な位置づけ。
- 3 Claude Code の種類と本書の対象 CLI・VSCode 拡張・Desktop アプリ・Web 版の違いと、本書が何を扱うかの整理。
- 4 バージョン表記について 記事の動作確認済みバージョンの見方と、自分の環境のバージョン確認方法。
- 5 インストールと初期設定 Claude Code CLI のインストールから VSCode 拡張の接続まで、使い始めるための準備。
- 6 はじめての対話 インストール後、最初の claude コマンドから VSCode 拡張での操作まで、実際に手を動かす。
- 7 認証とプランの選び方 サブスクリプションと API キー、どちらでどう始めるか。料金プランを選ぶ前に知っておきたいこと。
基礎
プロンプトの書き方、コンテキストの渡し方。日々の使いこなしの土台。
- 1 プロンプトの基本 Claude Code への指示の書き方の基礎を押さえる。
- 2 文脈の渡し方 ファイル参照、@ メンション、IDE 選択、貼り付け。状況に応じた使い分け。
- 3 CLAUDE.md で前提を渡す プロジェクトの約束事を Claude に持続的に伝える、最初の一枚の CLAUDE.md。
- 4 権限と確認の仕組み ファイル編集やコマンド実行の前に Claude が確認を取る仕組みと、その緩め方・締め方。
- 5 変更を受け入れる前に Claude が提案した変更をどう読み、どう止めるか。Yes を押す前の判断と、止め方の手段。
- 6 基本のスラッシュコマンド 日々の使いこなしに効く、まず覚えておきたい / で始まるコマンドたち。
- 7 会話の長さとどう付き合うか コンテキストウィンドウ、長い会話で起きること、/compact と /clear の使い分け。
実践
大きなタスクの分割、レビューの目、失敗からの回復。実戦の作法。
- 1 Plan Mode で先に計画させる Claude に手を動かさせる前に、調査と計画だけをさせる。入り方、向き不向き、計画後の進め方。
- 2 大きなタスクを分ける 「探索 → 計画 → 実装 → コミット」の標準ワークフローと、一回のセッションで扱う粒度の判断。
- 3 プロンプトを尖らせる 既存パターンの参照、ソースの指し示し、制約と非目標の明示、Claude によるインタビュー。実戦で効くプロンプトの尖らせ方。
- 4 Claude に検証を任せる テスト・期待出力・スクリーンショットを最初に渡して、Claude が自分で正解判定する仕組みを作る。
- 5 変更を深く読む 症状抑制を見抜く、副作用に気づく、Writer/Reviewer で別の目を入れる。レビューを一段深める手筋。
- 6 修正ループから抜ける 「直して → まだ違う → また直して」を断ち切る判断。何回試したら仕切り直すか、再出発のプロンプトをどう書くか。
- 7 戻すための仕組み チェックポイントと /rewind の使い分け、その限界、そして git という最後の砦。
- 8 調査をサブエージェントに任せる メイン会話を汚さずに大きな調査を別働隊に任せる。組み込みサブエージェントと、呼び出し方の基本パターン。
応用
Skills、Subagents、MCP、Hooks など、Claude Code を自分の環境に組み上げる。
- 1 複数の CLAUDE.md と auto-memory プロジェクトルート以外の置き場所、@import 構文、.claude/rules/ による分割、auto-memory による自動蓄積。
- 2 Skills を作る SKILL.md の段階的開示と索引設計パターン、description の良い例 vs 悪い例、CLAUDE.md との使い分け判断軸。
- 3 Subagents を定義する 自分専用の subagent を作る。フロントマターの全項目、ツール制限、permissionMode、永続メモリ、hooks。
- 4 Hooks で自動化する ツール実行ライフサイクルにシェルコマンドを差し込む。PreToolUse/PostToolUse/SessionStart など、典型ユースケースと書き方。
- 5 MCP サーバーを繋ぐ 外部ツール (GitHub・Notion・DB・Figma 等) を Claude に接続する。MCP の仕組み、claude mcp add、人気のサーバー。
- 6 Plugins でパッケージ化する Skills・Subagents・Hooks・MCP を一つの配布単位にまとめる。マニフェスト、ローカルテスト、マーケットプレイス。
フロンティア
Sandbox、Agent Teams、クラウド、Agent SDK。Claude Code の最前線を見渡す。
- 1 Sandbox で隔離する OS レベルでの bash 実行隔離。承認疲れの根本対策、ファイルシステム/ネットワーク制限、許可システムとの二層防御。
- 2 auto モード 分類器モデルがアクションを判定して危険なものだけブロックする実験的モード。利用条件と挙動を詳しく。
- 3 Agent Teams 複数 Claude をチームとして協調動作させる実験的機構。Subagents との対比、有効化、ユースケース。
- 4 Claude Code on the web と Remote Control クラウド VM で Claude Code を動かす Web 版と、ローカルセッションを別デバイスから操舵する Remote Control。Claude をマシンの外に開放する二つの仕組みと使い分け。
- 5 クラウド型ワークフロー /ultraplan・/ultrareview・/autofix-pr ── Claude のクラウド側で長時間動く三つのワークフローを統合的に紹介する。
- 6 自動化と CI 連携 claude -p による非対話実行、Routines によるクラウドでの定期実行、ローカルのバックグラウンドタスク。外部から Claude を呼び出す三つの道具。
- 7 Claude Agent SDK Claude Code の基盤となる Python/TypeScript ライブラリ。CI や本番自動化、自分用エージェントを組むための入口を概観する。